【鬼滅の刃】冨岡義勇の名言や柱の本音からみる魅力とは？

ネタバレあり

こんにちは！mimiです。

今回は、水柱・冨岡義勇の魅力に迫っていきたいと思います。

冨岡義勇といえば、寡黙で冷静な、孤高の美剣士のイメージですが、本当の姿はどのようなものでしょうか？

胡蝶しのぶとの絡みや、仲が悪いと言われるあの柱とのエピソード、炭治郎とのかかわりなどから、彼の性格・名言・柱同士でどう思っているかなど、魅力を丸裸にしたいと思います！

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冨岡義勇のプロフィール

冨岡義勇の魅力7選

冨岡義勇の魅力について、7つ取り上げてみました。詳しく見ていきましょう！

魅力①名言が多い

引用：鬼滅の刃17巻150話「気づき」

冨岡義勇は、寡黙な分、一言の威力が強く大半が名言化します。後ほど、個人的に取り上げた6大名言をみていきたいと思います。

多くの人がその言葉に心を打たれたのではないでしょうか。

初登場の1巻以降は、しゃべる機会自体が少ないので、17巻柱稽古編以降に名言を連発しています。

生殺与奪の権を他人に握らせるな（1巻）

「生殺与奪（せいさつよだつ）」とは、他人に対して「生かす」か「殺す」か選択できる権利のことです。

聞きなれない言葉である「生殺与奪」。アニメで聞いたとき、「ん？今なんて言った？」と思ったのを覚えています。そのためかネットでも検索されることも多いようですね。読み方も「せいさつ」なのか「せいさい」なのか意見が分かれるようです。

あまり聞きなれない言葉だからこそ注目され、義勇の知的さ、柱としての責任感や厳しさもこの言葉から感じられます。

【参考】「生殺与奪」▶ウィキペディア

【参考】withnews「「〝せいさい〟よだつじゃないの？」鬼滅で割れた校閲記者の〝見解〟」

過去絵でスミマセン…。鬼滅の刃、冨岡義勇さんです。いまや無口&天然キャラで皆に愛される冨岡先生ですが、最初の頃は「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」と叫ぶ、アツい隊士でした。鬼神の如きこの表情、カッコいいな〜と思い模写したものです。#模写 #鬼滅の刃#冨岡義勇 #生殺与奪の権 pic.twitter.com/xCCd2CtUA6

— チー之介@Skeb募集中 (@CheeNoSuke_2020) August 6, 2020

俺はしゃべるのが嫌いだから話しかけるな（17巻）

無限城・猗窩座戦での発言。義勇は無口ですが、事実についてははっきり言うので、そのギャップがすがすがしかったため、名言の一つに選びました。

しかし、「俺はしゃべるのが好きだ」と言ってしゃべり続ける猗窩座。この挑発？にもイラつかず、無口を貫く義勇の冷静さが際立ちます。

俺は頭にきている　猛烈に背中が痛いからだ（17巻）

猗窩座に対して、怒りの理由を説明する義勇。あまり感情を表に出さない義勇が、説明しなくてもいい怒りの理由を説明します。多少ポイントのズレを感じますが、炭治郎との一件で、感情にフタをしてきた義勇が、ぎこちない表現ながらも、感情を表に出すようになってきたことに、彼の不器用さも含めて心の成長を感じさせます。

炭治郎を殺したければ　まず俺を倒せ･･･！！（18巻）

こんな言葉をいうヒーローは信用できない、とうがった見方をする筆者でも、

• 炭治郎に現実を突きつけた初登場
• 過去のトラウマで後ろ向きに生きてきた義勇

を思い返すと、物静かな義勇の心の底からの怒りに、感情の昂りを抑えられないシーンです。

最期まで　水柱として恥じぬ戦いを！！（22巻）

水柱としての自分を認められなかった義勇が、大切な人の想いを背負い、水柱としての責務を全うしようと命懸けで戦っていることが、この一言に凝縮されています。

また守れなかった　俺は人に守られてばかりだ（23巻）

今度こそ自分が守り抜くと決めていたのに果たせず、後悔する姿に胸が締め付けられます。

魅力②冷静で、ミステリアスな雰囲気

引用：TVアニメ鬼滅の刃

一貫して冷静さが前面に出ている冨岡義勇ですが、1巻で育手・鱗滝左近次に宛てた手紙に、彼の性格がよく表れていると感じられます。

▼手紙の全文

略啓

鳞滝左近次殿

鬼殺の剣士になりたいという少年をそちらに向かわせました

丸腰で私に挑んでくる度胸があります

身内が鬼により惨殺され

生き残った妹は鬼に変貌していますが

人間を襲わないと判断致しました

この二人には何か他とは違うものを感じます

少年の方は貴方と同じく鼻が利くようです

もしかしたら“突破”して”受け継ぐ”ことができるかもしれません

手前勝手な頼みとは承知しておりますが何卒御容赦を

どうか育てて頂きたい

御自愛専一にて精励くださいますよう

お願い申し上げます

怱々

冨岡義勇

鬼滅の刃1巻3話「必ず戻る夜明けまでには」

炭治郎と鬼の禰豆子を預かってもらい、鬼殺の剣士に育ててほしい旨が書かれてある手紙です。

しかし、鬼の禰豆子を生かしたこと、その禰豆子の兄を鬼殺の剣士に育てることは、隊律違反にあたるにも関わらず、実にさらっと伝えて詳細は省かれています。

また「突破して受け継ぐ」ことについても、「誰が」「何を」ということが書かれてありません。義勇と鱗滝の間では通じ合う内容なのかもしれませんが、必要最低限の事だけ伝える義勇の性格がよく表れています。

このように、本心が見えず、落ち着き払った文面から、義勇の冷静でミステリアスな一面が垣間見えます。

魅力③カッコイイ

背格好、体格など好みがわかれるところですが、一般的な基準として容姿端麗です。TVアニメでは、義勇の声に完全にマッチしている（と個人的に思っている）イケボの「櫻井孝宏」さんですね。いろいろありましたが、櫻井さんに声優を続行していただけてファンとしては大変喜ばしいです！何よりです。

冨岡義勇役
櫻井さん続投

一安心だ！
義勇さんのためにもう何も言わない！ pic.twitter.com/4eEpM90FtD

— 零~Ray〜《セリ》@ 鬼滅の刃 &東リベ (@kmt_818_) June 18, 2023

#義勇さん
冨岡義勇さんのキャラクターボイスは、声優の櫻井孝宏さんじゃないと演じられないキャラクターです！「鬼滅の刃　柱稽古編」とても楽しみです！冨岡義勇さん、櫻井孝宏さん、推しキャラで、かけがえのない声優さんです！💝🥰💝

— 🌸🍒義勇真傑🍒🌸 (@MAHOTOUKEN) December 3, 2023

魅力④いじられキャラ・誤解されやすいキャラ

冷静で論理的思考を持ち合わせている義勇ですが、他人との会話になると、表情が乏しく思考が読めない上、多くを語らないせいか、他の隊士と衝突する様子がしばしば見受けられます。

たとえば、冨岡義勇と胡蝶しのぶの那田蜘蛛山での絡みは有名ですよね。

炭治郎と鬼の禰豆子をかばったことで、胡蝶しのぶから鬼殺隊の隊律違反を指摘され、「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」と鋭いツッコミを受けます。

これに対して、普段言い返すことの少ない義勇も「俺は嫌われていない」と反論。

しかし、「嫌われている自覚がなかったんですね」とすぐさま胡蝶しのぶに一刀両断されてしまいます。

その後、義勇としのぶ、二人の柱が争うという展開に。しのぶが炭治郎と禰豆子をかばう理由を尋ねても、2年前までさかのぼって話し始める義勇に、「嫌がらせ」「嫌われていると言われたことを根に持っている」などしのぶから散々な言われ様です。

初登場シーンで、冷静で論理的に、炭治郎を説き伏せていたときとは打って変わり、会話となるとなぜか話がかみ合わなくなり、誤解を与えてしまうという、悲しいギャップも冨岡義勇の魅力の一つです。

魅力⑤セリフの大半を初登場で消化する

引用：TVアニメ鬼滅の刃

初登場でセリフの大半を消化してしまっている、と言われるほど寡黙すぎる剣士、それが冨岡義勇です。

義勇の初登場は、炭治郎が鬼になった禰豆子に襲われているのを助けるところからですが、その際、義勇が炭治郎に対して放った言葉は作中きっての名言として知られています。残酷な現実を突きつける強さと厳しさを持っており、柱としての責任、炭治郎への真摯な姿勢が感じられますね。

しかしその後は、炭治郎に自身の過去を語る柱稽古のシーンまで、ほとんど多くを語る機会はありません。また炭治郎に対して話しているので、他の柱や隊士には更にセリフが少なく、しゃべっているシーンは大抵返事をしているか、受け答えなど必要最低限です。

緊急柱合会議では今後を話し合うなか、言葉が足りず早々に退出しようとして、風柱や蛇柱をイラつかせてしまいます。ついには、蟲柱・胡蝶しのぶに「さすがに言葉が足りませんよ」と言われる始末。

非常に冷静で論理的な思考を持つ剣士ですが、言葉が足りないことにより誤解されることもしばしば。

特に、風柱と蛇柱からのあたりがキツイ･･･。

ちなみに「詰将棋」が趣味で、物静かな義勇にピッタリ！

魅力⑥天然で実は優しい

落ち着いて表情も乏しい分、思考が読みづらい義勇ですが、実は天然で優しい一面を持っています。たとえば、柱稽古中の不死川実弥と冨岡義勇の手合わせのときのこと、その際、炭治郎には少しずつ心を開くようになってきている描写があります。

おはぎ好きであることが発覚した実弥に、義勇はおはぎを持って行って仲良くなろうと画策していることを炭治郎に話します。しかし、実弥は義勇のど天然な性格を知らず、いけ好かない奴だと誤解しているため、また争いの種になることを作者のワニ先生に心配されています。

しかし、本来は友達思いの優しい性格なのです。

過去の自分に対する後ろめたさから、柱たちと距離を取り、しかも言葉足らずであるために、優しい性格だということが伝わらないのがとても不憫です。

魅力⑦炭治郎を守ろうとする男気

無口で、淡白な印象の義勇ですが、炭治郎が鬼化した禰豆子を連れていることを見逃し、万一は自らの命で責任を負うと誓うなど、並大抵の覚悟ではありません。

言葉少なですが、炭治郎を守ろうとして発した言葉は、とても力強く頼りがいがあります▼

俺が来るまでよく堪えた　後は任せろ

鬼滅の刃5巻42話「後ろ」

炭治郎を殺したければ　まず俺を倒せ

鬼滅の刃18巻153話「引かれる」

身を挺して後輩を守ろうとする姿が、男気と責任感に溢れていて、「さすが柱！」と誰もが認めるカッコよさです。

いつから自分は冨岡義勇が好きになったんだろうって考えてみたけど、やっぱり切腹覚悟で炭治郎と禰豆子を庇っていたことが判明した時からかな。クールなようで実は男気があるところが推せる。#冨岡義勇 pic.twitter.com/WNk7Le7087

— とらノすけ (@coffeeman_astra) November 2, 2021

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冨岡義勇と柱たちの本音

柱合会議などで、たびたび柱同士の交流がありますが、義勇と、ほかの8人の柱たちは、お互いをどう思っているのでしょうか？公式ファンブック2を抜粋して、見ていきましょう！

公式ファンブック2によれば、冨岡義勇の打ち解け度数は、ダントツ最下位の「30％」、つまりほとんど打ち解けていないようです。最年少で、記憶障害のある時透無一郎でさえ「40％」でした。ちなみに、最も打ち解けているのは炎柱・煉獄杏寿郎の「95％」で、水と炎で相対している感じがハッキリ出ていますね。

やはり、言葉足らずが影響して、蛇柱と風柱には完全に誤解され、嫌われてしまっています。他の柱たちも、義勇の無口ぶりを指摘しており、音柱は「辛気臭い」と否定的ですが、努力家なところや、無口がカワイイと言われたり、胡蝶しのぶとの交流などを好意的に見ている向きもあります。

水の呼吸の斬られ具合

柱同士の打ち解け具合では残念な結果に終わりましたが、各呼吸の斬られ具合で「水の呼吸」は、鬼たちからなかなか良い評価を得ています。では、実際の評価を見ていきましょう。

【参考】公式ファンブック2

痛みはあるものの、基本的には水の流れのように、比較的優しい斬られ具合のようです。作中で一度だけ炭治郎が使用した「干天の慈雨（かんてんのじう）」は、温かい雨に打たれるようで痛くも悲しくもない、と那田蜘蛛山で戦った母蜘蛛鬼が語っていましたね。鬼に賞賛されるのは複雑ですが、「水の呼吸」を扱う剣士の優しさが滲み出ているようです。

ちなみに、義勇と同期の「村田さん」も「水の呼吸」の剣士で、面倒見が良く優しいイメージがありますね。（鬼滅の刃17巻おまけページで判明）

まとめ

冨岡義勇の魅力や、柱たちの本音、水の呼吸の斬られ具合、など様々な角度から冨岡義勇を考察しました。

本来は優しく、物静かな性格ですが、無口で言葉が足りないことから、他の柱や隊士から誤解を受けていることも少なくないことがわかりました。

柱稽古編以降は、過去の自分と向き合い、少しずつ心を開き始める予兆を感じます。そして、水のように落ち着いた佇まいからは想像できないような、熱い情熱と覚悟を持って、後輩の盾になる力強さも併せ持っています。そのギャップでファンが多いキャラクターなのかな、と思います。

「冷静なのに、情に厚いところが好き」

「アニメの声がすごくマッチしていて良かった」

「ひとりぼっちでいるところがカワイイ」

と思った方はぜひコメント欄から教えてください！

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